イタリアの老舗紙モノ
イタリアの紙作りの歴史はとても古いので今でもたくさんの老舗ペーパーメーカーがあります。日本が和紙の文化ならヨーロッパ、イタリアはコットンペーパーが伝統的な紙。コットンで作られる紙は繊維が細くて柔らか。手透きのコットンペーパーの職人さんもまだまだたくさんいます。
ミラノにいる友人キアーラからもらった老舗の紙モノをご紹介しますね。
ミラノの老舗、こちらはpettinaroliというお店のもの。手前がレターセット。後ろにあるのがそのセットが入っていた紙袋。緑色の書体とフレームかアンティークっぽいです。1881年創業と書いてありますよ!
このレターセット、便せんは裏側に昔のミラノのお城や町並みのイラストが描かれてあります。そして前方にあるのが便せんですが、A4サイズの紙を広げると表面は4分の1がイラストになっていて、それ以外は真っ白。なるほど、、この部分にメッセージを書くのですね〜
紙素材もやっぱりコットンペーパーのようです。
ヨーロッパは紙サイズをISOの世界基準に合わせているので日本と同じで使いやすいです。それにセンチメートル法なので、とっても分かりやすい♪
こちら、とっても有名なPineiderの紙モノ。。レターセットではないですよ。何でしょう!?
実は、会社のカタログ!封筒もかっこいいですね。カタログの部分も小冊子ではなくて、カード状に別々になっています。
ちなみに創業1774年!!
キアラからも型抜きカードのオマケをいただきました。ミラノにあるお店のものだそう。よーく見るとイタリア語になっていました。当たり前だけど。。
前にもお話をしましたが、型抜きカードは「ダイカット」と呼ばれていて世界中で普通に作られているものですが、何と言っても見た目が楽しいですね。