凸版•活版印刷でいくのだ!
「デザインのひきだし」10月号、買っちゃいました!!なぜって、すごい号だったから♪
何がすごいって、凸版•活版印刷のすべてを語っている一冊になっているから。
凸版(トッパン)印刷と活版印刷とは厳密に言えば違いがあるから別々の名前になっていますが、詳細のテクニックは違えど仕組みは同じなので、ここでは総称で「活版印刷」と呼ぶ事にしますね。
では、活版印刷って?さっくりと説明するとハンコのように印刷面だけが出っぱっていてそこにインクをつけて印刷をする方法。だから、印刷した部分が若干へこみます。(印刷をしたときの圧力にもよりますが)それに、もう一度ハンコを思い出してください。ぐりぐり〜っと紙に押しつけると、文字の輪郭に少しインクがたまり、そこだけ濃く見えることもありますよね。それが、活版印刷の特徴でもあります。素朴であったかい感じがする印刷なのです。
大航海時代に発明された「火薬•羅針盤•印刷」といえば学生時代に無理やり覚えましたよね。そこで出てきた印刷方法が活版印刷です。だから印刷のルーツでもあるんです。日本でも昭和の時代までとても頻繁に使われていた印刷だから、ちょっと懐かしい。
さてさて、そんな熱く語りたくなる活版特集の雑誌ですが、表紙から驚きです!
表紙も活版。しかも二色印刷に、空押しをしていて表面がデコボコになっています。。触っていてワクワクする表紙って珍しいですよね〜。
付録のようにカラフルな活版印刷のページが盛りだくさんです。
それに私が一番楽しみにしていたのがLetterpress77の特集記事!!
何度かブログでもご紹介させていただいた、ドイツでご活躍のきよさんのスタジオです。海外の活版特集記事でステキな紙面でした。
日本に帰国していたときに拝見した作品もたくさん取り上げられていました。
お子さまのMinaちゃんのお誕生カードものっています。お守りのカタチをしていてカワイイ♪
きよさん、かっこいい記事でした〜☆
次回はこの号についていたおまけもご紹介させてください。