お気に入りの切手 夢二

お手紙を書く時には、送る相手の雰囲気を考えてどんな紙を使おうかなーとコレクションしている箱の中から、封筒や便箋をごそごそと選ぶのも大好きなのですが、それに加えて切手を選ぶのも楽しい時間です。

切手マニアというほどたくさんの種類を持っているわけではないのですが、好きなデザインのものはついつい買ってしまいます。
その中で、今回は竹久夢二の切手をご紹介させて下さい。


これ、ご存知の方も多いでしょ?
「黒船屋」の切手です。
私が夢二の絵を好きになったきっかけの作品なんです。
粋な和服姿の女性と黒猫のバランスというか、雰囲気がなんだか素敵でとってもお気に入り。


この黒船屋の切手はここぞ!というタイミングに目上の方へハガキを送るときに使う事が多いです。封書を送る際には定形だと80円(25g以下)で送れますが、この切手は1枚50円なので他の30円分の切手を貼らないと送れません。または、あえて二枚使うと合計で100円になっちゃいます。。もちろん、私は後者を選びます。
私なりにそれだけ大切に送った手紙ですもの、自然に相手に気持ちが伝わったときはバンザーイです。

余談ですが、この切手を買ったのは逓信(ていしん)博物館です。ここの一階では少し古めかしい切手を一枚から販売しています。定期的に行われる郵便関連の展示会をのぞいた後に必ず立ち寄ります。
この封筒はそこで切手を買った際に袋代わりに入れてもらったものです。また封筒ってところがいいでしょ?でもその次の機会に行った時にはもらえませんでした。
ざんねん。。