絵本の黄金時代展

先日、上野の国際子ども図書館で行われている「絵本の黄金時代」展を見に行きました。会期前から楽しみにしていました!世界の絵本の黄金時代とは1920年〜1930年代頃なのだそう。今回の展示では主にアメリカと当時のソビエトの絵本をメインに展示してありました。

当時のアメリカの絵本は何となく想像ができたのですが、ソビエトは全くイメージがわかないまま会場へ。

アメリカの絵本は、、やっぱり!と思うような絵本が並んでいます。例えば、開拓時代を思わせるものや、先住民族の昔話など。ディズニーの映画にもなった「ポカホンタス」の絵本もありましたよ。

さてさて、その後ちょっとだけドキドキしながら向かったのがソビエトのコーナー。

なんと!一目見て感じた事・・・相当センスがイイ!!なんとなくフランスの絵本のような、、それでいて内容は社会主義色が濃いなんとも不思議な絵本がたくさん。。

印象に残っているのは、工場で車や靴ができるまでを説明したものや、昔学校でならった「五ヶ年計画」、「コルホーズソフホーズ」などを説明するものまであります。(これら計画の意味は忘れてしまっていますが、耳にした事はありますよね!)なんだか、ソ連だなぁと感じたのですが、でもデザインはとてもかわいいのでどの本もじーっと見てしまいます。ロシア語の文字も新鮮ですね。RやNがひっくり返ったカタチをしていて摩訶不思議。。

こちらはその際に無料配布されていた絵はがき。イラストはもちろんソビエトの本の表紙です。

タイトルは「海と灯台についての私の本」。単純なタイトルですが、、でもかわいいイラスト!

この展示は来年2011年2月6日まで。会期がかなり長いのでご興味があるかたは上野の美術館めぐりの一つにしてみてくださいね。しかも入場料無料ですよ♥


国際子ども図書館の魅力の一つはやっぱりこの外観。もちろん図書館なので世界の絵本を思い存分読んだり眺めたりできます。